コロナ給付金の誤送金が話題となっているなか、当社口座に誤送金があった。
会計担当者から、とある会社から数10万円の入金があったが、心当たりはあるかと尋ねられた。当社とその会社とは年に1回あるかないかの取引があるだけで、しかも当社が支払うことはあっても、支払いを受けることはない取引先である。そこで、念のため、所属員全員に心当たりを確認したうえで、仕向け銀行に振込み主であるその会社の連絡先を教えてもらうこととした。流石に銀行も振込み主に事情を話して連絡先を教えてもよいと了解を得てから連絡先を教えてくれた。振込主である会社の担当部署に確認すると、別の会社に送金すべきものを誤って当社に送金してしまったとのことであった。本件に振り回された会計担当者には、間違った先方担当者に、コロナ給付金かと思ってネットカジノで使う寸前だったぐらいの嫌味を言えばと言ったが、送金手数料を控除して返金を依頼する文書を出してもらって返金することで決着した。
ボヤキ:誤送金した会社は、従業員数でコロナ給付金を誤送金した自治体の人口を優に超える有名企業であり、なぜそんなことになったのか詳らかなことは不明である。当社では、会計担当者が送金手配したものを次長と自分が検証しており、そのような誤送金は発生しないと考えられるが、他山の石とすべきことだと思った。