損保契約の更新

毎年12月に、会社で契約している2本の損保契約の更新を行っている。複数の金融機関が株主である当社にとっては、当然それぞれの親会社の関連する損保代理店に、持ち株比率と同様のシェアにより引き受けをお願いすることとなる。ところが、よくよく調べていると、2本の損保契約のうちメインとなる1本の損害保険契約については、きちんとシェア割りされていたものの、もう1本のサブとなる損害保険契約については、自分の出身母体の金融機関関連の代理店が100%のシェアを占めていることが判明した。これらの損保契約は20年前から継続しているが、文書等も残っておらず、10年間担当し3年前に定年退職した担当者に電話で聞いても判らないとのとこであり、何故そうなっているのか全く不明であった。そうは言っても、もう一方の金融機関には、これまでのことをお詫びして、今年からきちんとシェア割りにすると説明を行った。幸い、今後、正常なシェア割りにすれば過去のことはいいでしょうということでご了解いただき、胸をなでおろしたところである。

ボヤキ:過去から継続してやってきたことでも、今のルール等に照らすとおかしいことが沢山ある。気づいたら今のルール等に則って正すしかないが、よりによって自分の時に気づいたり発覚したりすることが非常に多い気がする。


中小企業総務部長のボヤキ

役職員10数名の中小企業(複数の金融機関による合弁会社)において、総務、経理、人事、労務、 法務、システムなどなど、何でも屋の総務部長(総務担当役員兼務)をやっています。 その業務にまつわる事柄を、過去の業務経験等を織り交ぜながらご紹介しています。

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