計算書類等の検証
決算数値が固まったので、事業報告書、計算書類等の資料を作成することとなる。もちろん、自分の責務は所属員が作成した資料の検証であるが、見逃してヒヤッとしたことがあったので、戒めとして記録しておく。貸借対照表を総勘定元帳で検証してOKとしていた。その後、顧問税理士から法人税等の申告書が届いたので、その申告書の数値を貸借対照表の未払法人税および損益計算書の法人税等と照合していたら、貸借対照表の未払法人税と未払事業税の金額が入れ替わっていることに気がついた。総勘定元帳は正しかったので、総勘定元帳と貸借対照表を見比べたときに、数値が入れ替わっていたのを見落としていたことになる。
ボヤキ:計算書類等は、次長と自分のダブルチェック体制ではあるが、チェックが漏れていたということで、気を引き締めないとと思った。また、申告書を検証するとつもりがその照合資料が誤っていることに気づいたこととなり、検証作業は重要だと再認識した。それにしても、顧問税理士が作ったものだからと手抜きせず、またその検証を総勘定元帳でなく貸借対照表でやっておいて良かった。
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