4月の給与計算

たいていの月の給与は、前月と同額を支払っておけばよいが、12月の年末調整など年に何回かは、社会保険料や所得税額をちゃんと計算する必要がある。4月の給与もそのうちの1つであり、金額が変更する要素は、以下の通り。

・昇給:これは支給される本人にとっていいことなので良しとする。但し、少額の昇給により社会保険料等の階段が上がって手取りが減少することもあるので、要注意。

・扶養者数の減少:お子さんが晴れて社会人になったりして扶養から外れ、扶養者数が減少する場合がある。所得税額は上がるが、まあお目出たいことなので、良しとする。

・健康保険料率の改定:何年かぶりに健康保険料率が上がって、全員再計算。

ボヤキ:健康保険料率の見直し、どうせなら4-6月の報酬によって保険料を見直す10月からにすれば見直しが1回で済むのに!


中小企業総務部長のボヤキ

役職員10数名の中小企業(複数の金融機関による合弁会社)において、総務、経理、人事、労務、 法務、システムなどなど、何でも屋の総務部長(総務担当役員兼務)をやっています。 その業務にまつわる事柄を、過去の業務経験等を織り交ぜながらご紹介しています。

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